アクションの追加でビューやダッシュボードをインタラクティブに (3).ハイライトアクション編|Tableau Software Tips&Viz Advent Calendar 2014 #08 #tableau
2014年アドベントカレンダー『Tableau Software Tips&Viz(全部俺) Advent Calendar 2014』8日目です。Tableau Softwareに関する機能紹介、便利ネタや可視化ネタ等を毎日1本ずつ計25本、『1人(全部俺)』で担当してお届けしています。
昨日7日目の投稿ネタは『フィルタアクション』でした。
本日8日目は『ハイライトアクション』の作り方についてご紹介して行きたいと思います。選択内容でその他の情報をフィルタリングする、というアクションです。こちらのアクションは読んで字の如く、『(選択)要素をハイライト(強調表示)させる』という動作となっています。
目次
データ準備
まずは下準備として、以下の様なビュー及びダッシュボードを作成しました。毎度御馴染み『Tableau SuperStore Sample』のEXCELを用いてそれっぽいビューを数点構成し、それっぽくダッシュボードで配置しています。要素間の設定等は特に行っておらず、ドラッグアンドドロップで各ビューを配置したのみです。
手動操作でハイライトする
まず始めに、一番手軽なハイライト方法から。要素を選択する事で、その選択した要素がハイライト表示されます。
こんな感じで分布図の要素をガサッと選択すると...
こんな感じで選択状態に。
棒グラフの場合でも任意の棒を選択すると...
こんな感じで選択状態に。選択した内容に対しての個別の操作も行える様になります。
『凡例』でハイライトする
今回作成したグラフでは、全て『製品カテゴリー』で色分けをしており、その際の凡例として
- テクノロジー(青色)
- 家具(オレンジ色)
- 事務用品(緑色)
という形で分類がされています。Tableauではこの『凡例』から、フィルタリングアクションを行う事が可能です。手順は至って簡単。『凡例』カードの右上部分、鉛筆マークのアイコン部分を有効化(背景色が水色の状態)するだけです。(※もしかしたらデフォルトでこうなっているかも知れません。もしなっていない状態であれば、有効化する事で対応可能となります。)
以下画面がフィルタアクションを有効化し、且つ任意の凡例をクリックした際の表示内容です。凡例内の『家具』を選択した事で、対象となる部分(オレンジ色)の各要素が強調表示されていますね。
詳細設定でハイライトアクションを設定
メニューからの遷移で、ハイライトアクションに関する詳細設定を行う事も可能です。先日のエントリ『フィルタアクション』とここまでのハイライトアクションで割と事足りてる感がありそうなのでここでは参考情報の展開に留めておきます。
まとめ
以上、アクション3つ目『ハイライトアクション』に関するご紹介でした。
では、明日もお楽しみに!